体外離脱体験‐なんですか?
“体外離脱 ”(OBE)は一時的に意識(霊)が肉体から離れ、肉体から離れた本人とこの世界が肉体の外から観察できるといって良いでしょう。またOBEは幽体離脱としても知られています。体外離脱の体験は人々に、夢、白昼夢、記憶が関わっている、として受け止められています。多くの体外離脱体験は薬物使用時、トラウマによる誘発、臨死体験時に起きているとレポートされています。また幽体離脱は宗教とそのテクニック法として本やインターネットで見る事ができます。体外離脱を訓練している人々によると、彼らは肉体的圧迫が無いのでもっと感覚が強化され敏感に感じるといっています。体外離脱体験の起原は明確ではありません。しかしOBEは長年さまざまな文化社会で実践されています。ニューエイジ・ムーブメントはこの体験を促進していることで良く知られています。
体外離脱体験‐人々はなぜ探求するのでしょうか?
体外離脱体験は、知識や霊の領域、人助けの目的、興味半分、または楽しみを求めている人々の標的となっています。時には事実他の人に害を加える目的でOBEを探求する人もいますが、しかしもっと高い段階の意識、または悟りを探求する理由が殆んどです。
体外離脱体験‐聖書は私たちに何と教えているのでしょうか?
ある人々は、体外離脱体験は聖書の幾つかの箇所に記されているといいます。残念なことにこのような解釈は文脈から取り省かれるか、またはその時の文化社会では全く考えられないことでした。聖書では体外離脱の実践はオカルトと同様に扱っています。まず神を信じる人々がOBEを実践していないことは事実です。聖書の中の“霊による”または“霊に上げられる”と言及している人々は体外離脱体験を探求してはいませんでした。それどころかこれらの人々の体験は、特定の人々に、特定の目的のために、特定なものを現すための神の御心であったのです。これらの出来事は神に属する人々へ神の栄光を現す神の愛でした。人は自分の利益を求めてこの世や神についてを解き明かすために体外離脱体験を探求することはできません。
体外離脱体験‐潜在的な有害性はあるのでしょうか?
ある人々は、体外離脱体験は有害ではないといいます。しかし体外離脱体験は神の教えではありません。これらは、占い、魔術、未来を憶測する魔法に属し、聖書はこのようなオカルトに関わってはならないとはっきりといっています。OBEを行なう人々は霊媒者、または霊者といって良いでしょう。全般的にこれらの活動は神の目に忌み嫌われることです(申命記18:9−11、ガラテヤ5:19−26、2コリント33:6)。またOBEの実践は、精神的、肉体的、感情的、そして霊的に害をもたらします。神がOBEを許可していないなら、その現象の背後に他の力が潜んでいる可能性があります。もしあなたが体外離脱体験をしてみたいと思っているなら、必ず何かが起きるという準備をし、自制心と、神に従い、あなたに与えられた希望に目を留めて、邪悪な欲望に従わないようにしっかりと心を引き締め身を慎みましょう(1ペテロ1:13)。肉体から自分自身を離脱しても、神の約束は成就されません。
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